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2011-06

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里山調査 - 2011.06.30 Thu

6月30日、「町田里山」で調査をしました。この呼び方は研究室の呼び方で、正式には東京都歴史環境保全地域で、町田市の図師にあります。いくつかの谷戸があるのですが、院生の八木さんは神明谷戸というところでカエルとその食物資源を調べています。典型的な谷戸で、狭い谷は両側に雑木林があります。前夜、カエルの調査をしたので、当日は昆虫など資源動物の調査をしました。このところ、30℃を大幅に越える猛暑が続いているので、暑さを覚悟してでかけましたが、くもりで風さえありました。

11.6.30神明谷戸2-

11.6.50神明谷戸
 加古撮影

調査は田圃の畦と林縁で、50cm四方のアクリル板で四角柱をつくり、その中の小動物を集めるのですが、今回は携帯型の掃除機を持参しました。確かに小さいクモやアリは動きがすばやいので、手ではつかめません。ビュンビュンと掃除機の口に吸い込まれていました。ただ、それ以外の葉や土も吸い込んでいましたが。

11.6.30虫とり5+

順調に調査をしていたとき、雨が降り始め、しまいには雷さえ鳴り始めました。一発はけっこう近かったです。雨具をもってきていなかったので、びしょぬれ。研究室にもどったら、ある学生が言いました。
「フィールドを甘く見ちゃダメっすよ」(返すことばがございません)
ま、この雨が日本の田圃を潤わし、そのおかげでおいしいお米ができるんですな。
八木さん以下、高槻、加古さん、安田さんが参加しました。加古さんにアマガエルが飛びつきました。 報告 高槻

11.6.30アマガエル
 加古撮影


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シカ角実習 - 2011.06.29 Wed

2年生の動物人間観開学基礎実習でシカの角の計測をしました。五葉山と金華山の2集団の角を比較し、環境の違いとの関係を考察してもらうのですが、一番のハイライトは比重(密度)をどうして測定するかのアイデアを聞くところです。なかなかうまくいかないし、うまくいったとしても分かっている学生がどのくらいいるのやら。エネルギーを使う作業です。院生と4年生がアシスタントとして手伝ってくれ、はかどりました。写真は全体の4分の1弱の集団です。高槻
11.6.29角実習島--


大学祭説明会 - 2011.06.27 Mon

在学中の1、2年生に向けた大学祭の説明会を行います。

日時:6月28日(火) 13:10~
場所:獣医学部棟2階214号室

興味のある皆さん、
添付した下記の画像を参考にぜひお気軽に参加してください!

よろしくお願いします。

大学祭説明会

アファンの森とリンク - 2011.06.27 Mon

麻布大学はC.W.ニコル、アファンの森財団と学術協力協定を締結して活動しています。今年も3人の学生がアファンの森を調査地として研究活動をしています。そこで、アファンの森のホームページにときどき記事を掲載させてもらうことになりました。「アファンの森」にアクセスし、ブログのページをみると、ほかの記事とともに、麻布大学の報告を見ることができます。

http://www.afan.or.jp/

中学1年国語 - 2011.06.27 Mon

高槻成紀教授による「野生動物と共存できるか」(岩波ジュニア新書)の文章が中学一年生の「新しい国語1」(東京書籍)に掲載されることになりました。

新しい国語1(H23--)

奥多摩シカ柵調査 - 2011.06.26 Sun

6月25日に奥多摩で山田君のシカ柵内外比較の調査をしました。駅から舗装道路、それから林道に入り、下車して1時間の登りは暑さもあって老体にはこたえました。オオバアサガラ、ヤマボウシ、ウツギ、コアジサイなどが花盛りでした。山田君の「実験」はまずまずの結果が出ているようですし、植物の調査はかなりうまく行きました。8年前に設置された柵内外は劇的に違っていました。柵内に入るとまるで雰囲気が違い、木のあいだをかきわけるという感じでした。
11.6.25記念撮影
杉浦、山田、加古、高槻 背後が柵です

柵外と柵内の比較をしました。
11.6.25 Plot out-3- 11.6.25 Plot in-5-

天気が崩れるとの予報だったので、仕事を切り上げて、あわてて下山しましたが、結果的にはちょっとパラパラと来ただけで大丈夫でした。杉浦君と加古さんが同行してくれたので楽しい調査になりました。(報告、高槻)

11.6.25記念撮影b

11.6.25学生観察

嵐山調査 - 2011.06.23 Thu

6月22日に嵐山に調査に行きました。相模原市にある里山で、4年生の神宮さんが卒業研究の対照地としています。神宮さんは森林管理、とくに人工林のありかたと生物多様性に関心があります。日本の森林の半分ほどを占める人工林が手入れされなくなって荒廃していますが、間伐をすることで下生えの多様性が高くなることを実証的に示そうとしています。そのためにいくつかの植物の開花状態、授粉状態を林のタイプごとに比較しています。今回は群落の生育植物を調べ、サンプリングしました。
 とても暑い日で、朝移動しているとき、道路に標示に書いてあった気温は32℃でした。暑い中を調査しましたが、雑木林では4mに30種も出て来て、さすがに多いという印象です。神宮さんは入室した時点でも地元のNPOの人と活動して植物を覚えていたようですが、この1年でさらに勉強したみたいで、だいたいの植物はわかるようでした。でも刈り取られたあとから再生した葉は変形することがあるので、そういう「応用問題」や実生はむずかしいようでした(これは当然)。

11.6.22神宮測定

時間がどんどん経って行きます。雑木林で3カ所の調査を終え、スギ林に移動。昼過ぎということもありましたが、沢の中なので湿度が高く、空気の動きもないので、むしむしと暑いのには参りました。その後、ヒノキ林でも調査をし、5時になったのでひきあげることにしました。

11.6.22記念撮影ー
左から神宮、加古、八木、高槻

 作業しながらの会話がとても楽しく、いろいろな発見もありました。コナラの木にカミキリムシの幼虫の穿孔痕があり、そこにヒカゲチョウやキイロスズメバチが来ていました。よくみるとヨツボシケシキスイもいます。そのうちカナブンも来ました。孔をのぞいてみたらコクワガタもいました。
11.6.22カナブン、ケシキスイ- 

11.6.22ヨツボシケシキスイ

昼食を食べていたらミズイロオナガシジミが飛んでいるのを見ましたが、その後アカシジミとウラナミアカシジミをみつけました。写真はとれませんでしたが、ジャコウアゲハやテングチョウもみました。

 

11.6.22アカシジミ2-

11.6.22ウラナミアカシジミ-

 暑いながら楽しい1日でした。報告、高槻

乙女高原調査 - 2011.06.23 Thu

6月19日に山梨県の乙女高原に調査に生きました。ここで長年活発に自然保護、教育活動をしてこられた植原先生と知り合いになり、ぜひ調査をしてほしいといわれていました。この春に入室した高橋君が近くの山梨市の出身なので、彼の卒業研究としてとりあげることにしました。5月にきたときは枯葉色だった草原が緑におおわれ、まるでようすが違いました。昨年作った柵の内外を比較してシカの影響をみるのが定石ですが、まだシカの密度も低そうなので、違いはないだろうと思っていたのですが、けっこう違いがありそうでした。おもな植物を選んで20本にマーキングをし、草丈を測定しました。ススキの株にはよく食べられているものもありました。測定は、植原先生にも手伝っていただき、はかどりました。

11.6.19植原学生5 

11.6.19ススキ食われ-


シカの群落利用の程度を知るために、糞塊密度を調べました。典型的なミズナラとミヤコザサの群落を選びました。ササはかなりよく食べられているようで、糞もたくさんありました。
11.6.19ミズナラ林糞調査5

いつものことでキョロキョロといろいろ物色し、小さな発見がありました。ギンリョウソウがたくさんあり、いつみても不思議な雰囲気です。マルハナバチにくわしい植原先生によるとギンリョウソウはマルハナバチが授粉するとのこと、イメージがわきません。オオヤマフスマは清楚で好きな花です。シロコブゾウムシがいました。報告、高槻
11.6.19ギンリョウソウ2- 

11.6.19オオヤマフスマ- 

11.6.19シロコブゾウムシー






つながり展(大学祭展示) - 2011.06.20 Mon

今年の大学祭のテーマが決定しました!

「つながり展-山から市街地まで-」です。

生き物同士の関わりや、動物と人の関係を山、里山、市街地に分けて展示しようと思います。

具体的にはシカと草、カエルの胃内容物、農業被害や獣害について行う予定です。また、ロードキル展も併せて展示します。

それに伴い、在学中の1、2年生のお手伝いを募集します。
野生動物に興味のある皆さん、気軽に参加してください。

お問い合わせは下記のメールアドレスまでどうぞ。
a09057@azabu-u.ac.jp(3A 小島香澄)

学祭
↑一昨年の大学祭の様子です。

先輩来訪 - 2011.06.17 Fri

朋有り遠方より来たる。亦楽しからずや。
上野動物園で働いている宗兼さんが訪問してくれました。あいかわらず明るいキャラクターで愉しく話をしました。

11.6.17 DJ visit
写真の落書き帳をもっている人が宗兼さん(通称DJ)

ジュニア新署増刷 - 2011.06.14 Tue

高槻教授が書いた「野生動物と共存できるか」(岩波ジュニア新書)が第5刷になりました。本が売れない昨今、これは快挙なんだそうです。
ジュニア表紙-

アファンの森の調査 - 2011.06.10 Fri

6月4-6日に高槻、嶋本、池田、佐野、加古の5人でアファンの森に調査に生きました。この前の調査からわずか1ヶ月ですが、緑が濃くなって、まるでようすが違っていました。嶋本さんは気象データの回収、佐野さんはネズミの捕獲、池田さんは地上徘徊性昆虫の捕獲をしました。

-11.6.5記念撮影草地-

学生はこのゲストハウスに泊まりました。なかなか快適だったようです。
-11.6.6ゲストハウス

-11.6.6トチノキ学生ー -11.6.5ヒメネズミ

ミズキ、クルマムグラがたくさんあって印象的でした。タニギキョウ、ミズタビラコ、エゾノタチツボスミレをみつけてよろこびました。

-11.6.4ミズキ

-11.6.6クルマムグラ -11.6.5エゾノタチツボスミレ

高槻と加古さんはキョロキョロしていましたが、高槻は捕虫網をもってヒメシロチョウ、スジグロシロチョウ、ウスバシロチョウ、サカハチチョウ、アオバセセリなどをとりました。
以下はいろいろな動物たち(植物は省略)。
-11.6.5サカハチチョウ -11.6.5ベニシジミ -11.6.5ヒョウモンチョウ幼虫  
サカハチチョウ/ベニシジミ/ヒョウモンチョウの1種の幼虫 

-11.6.6ウスアカオトシブミ -11.6.5ジョウカイボン 
ウスアカオトシブミ/ジョウカイボン 
 -11.6.6ルリハムシか -11.6.6ハムシ交尾 -11.6.5カメムシ 
ハムシの1種/ルリハムシ交尾/カメムシの1種

報告 高槻

カエルツボカビ展はじまる - 2011.06.10 Fri

高槻教授が進めている学術展示「カエルツボカビ ー 麻布大学病理学研究室の挑戦」展が6月1日から始まりました。オオサンショウウオの剥製が見事です。南米のカエルが生体展示されています。

展示中央--

オオサンショウウオ1--



クマ、アンブレラ - 2011.06.07 Tue

高槻教授は以前、クマを守ればほかの動物も守ることになる(アンブレラ種)ということを根拠もなく使うことの危険を指摘しました。それは現実にクマを守ったのにイタチなどがいなくなったという事例があることを知ったからです。同じことを扱った論説に「細かいフィルダー、粗いフィルター」という考えかたがることを知り、アンブレラの考えをひとつ進めて、以下の「意見」を書きました。

高槻成紀. 2011. クマは本当にアンブレラ種か?2.「細かいフィルター、粗いフィルター」アプローチ. 保全生態学研究, 16: 131-133.

GPS論文 - 2011.06.07 Tue

高槻教授がJiangさん(姜さん)たちと書いたGPSの論文が「Global Positioning System」という本の一部に掲載されました。

Jiang Zhaowen, S. Takatsuki, M. Kitahara and M. Sugita. 2010.
How locationperformance indexes of GPS radio collar reflect location error in Mount Fuji, central Japan.
Eds. V. Asphaug and E. Sorensen, Global Positioning System: 43-55. Nova Science Publisher, Inc.

「Observation」2011年5月号 - 2011.06.06 Mon

5月のobservationです。

表紙
・高槻成紀「ジュウのジュウジョウ」
・海老原寛「擬人化」
・海老名健「目覚めたコウモリ」
・神宮理沙「透けた翅」
・鏡内康敬「the wild」
・池田有香「アファンに行って見えるようになったこと」
編集後記

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